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動脈硬化は、加齢とともに起こります、偏った食生活や運動不足などが 長い間続くと、血管内にアテロームというもろい粥状の物質が沈着しやすくなり、血管の内腔を狭くしたり、動脈硬化を促進する一因となります。 また、動脈硬化が進むと、アテロームの表面を覆って いる膜が破れ、 そこに血液成分が固まり、血栓を形成します。 この血栓が大きくなり、心臓の血管を完全に塞ぐと、 心筋梗塞が起こってしまいます。
動脈硬化を促進する危険因子には、心臓に余計な負担をかける「高血圧」、血液中の余分な脂質が変性してアテロームの形成につながる「高脂血症」、 細い動脈の動脈硬化を促進したり、血液が詰まりやすくなる「糖尿病」のほか、肥満や運動不足、腎不全などがあります。
メタボリックシンドロームの場合、心筋梗塞は通常の3倍の発症率があるとされています。
また、ストレスや喫煙は、血圧の上昇や、脈拍数の増加を招き、心臓に大きな負担をかけます。ストレスは精神的なものに限らず、過食や過飲、脱水や寒冷、低気圧など環境の変化からくるストレスも心筋梗塞の発作のきっかけになることがある為要注意です。
また、男性は女性よりもリスクが高く、さらに加齢とともにリスクが高くなります。しかし、動脈硬化は加齢とともに進行するため、一種の老化現象ともいえます。ただ、症状は急にあらわれるわけではなく、若いころから始まり、40歳を過ぎる頃に症状があらわれてくることが多いです。動脈硬化の予防は若いうちから行う必要があり、生まれつきコレステロール値が高い人や、動脈硬化が進みやすい遺伝子をもつ人もいます。その他、狭心症発作の経験のある人、糖尿病、痛風などの病気を持っている人に起こりやすいので注意が必要です。